2017-03

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「寒さに強い」



去年、取り播き?したPrometheum pilosumです。
(採種しようとしたらすでに果実の中で発芽してる物があったので、それに関しては取り撒きではなさそう・・・(^-^;)
これはある程度の大きさに育ち次第販売を考えています。
またこの大きさでも当所では屋外越冬してくれてますので販売する際は説明に「耐寒性越年草」と表記する予定です。

ちなみに同じセダム亜科のRosulariaも当所では屋外越冬してくれてます。
当店では「当所で屋外越冬出来た物」に「耐寒性」とつけ、さらにそう説明もしているので問題ないと思うのですが、
他では寒さに強いかどうか怪しい物まで寒さに強いとして販売されているケースも・・・
中にはある法律※ を知らずに誇大表示をしているところもありますので、
寒さに強いとか何℃まで耐えられるとあった場合はその根拠は何なのか確認してみるのがいいと思います。

※そういう法律を知らずに販売をしているところもあるので、あえて法律名は書きません。




ショップの方ですが、注意事項に「悪質な業者などからの購入はお断りしています。」と追記させていただきました。
現在、そういうところからの営業妨害に近い行為が確認されている為です。
ご了承ください。
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今年も頑張ります(^^ゞ

忙しくて今年1回目の記事が今頃になってしまいました(^-^;
今年も弁慶素売をよろしくお願いします<(_ _)>

IMG_2072.jpg
実生してみたSedum dasyphyllumの一種※です。(非売品)
この種(しゅ)はアングリカムとして販売される事もありますが、S. anglicumとは別物です。
(本物のSedum anglicumが気になる方は過去の記事をご確認ください。)
ですが「アングリカム」で検索すると偽物の方が多く出てきます。
そうなると中には偽物の方を本物だと思い込む方まで出てきて、本物が追いやられる。
そうやって追いやられた本物をいくつも見てきました・・・
そのような事が少しでも減るように今年も正しい情報の発信を頑張りたいと思います(^^ゞ

Sedum dasyphyllumの仲間は多く、資料などからの根拠をもとにこれだと断言する事が出来ませんので当店ではSedum dasyphyllumの一種と表記し、また販売もしておりません。

当店ではこの属の扱いは少ないです



Sempervivum tectorum var. tectorum ‘Mettenianum’ variegatum
(長い(^-^;)

当店では「明確に区別できる種(しゅ)の販売」をもっとーの1つにしていますので、
似たような物がたくさんあるセンペルビブムの扱いは少ないです。
なぜなら違いを聞かれても根拠をもとに説明する事が出来ない物がたくさんあるからです。
もちろんこれはセンペルビブムに限った話ではありません。
最近、国内外で作られたエケベリアもそうです。

エケベリアの品種として販売されている物の中には品種の条件を満たしてない物もあり、中にはほぼ価値のない物まで・・・
(最近は多肉植物を販売する側が品種の意味を理解しているかすら怪しい・・・)
国内で作られた品種は20年※ 販売はしないと決めていますが、そういう品種ではない物を販売する予定はまったくありませんのでご安心ください。
(ブームに便乗し見切り発車で開業する事はホントやめてほしいです・・・)

※パテントの有効期限はそれより長い場合もありますが、パテントの販売予定はありません。


ここで考えなくてはいけないのが似ているが説明できるのが片方のみという場合です。
例えば前々回の記事にもあった白花タイトゴメとSedum album ‘Laconicum’
後者はこういう物だと資料にありますので問題ありませんが、
前者は手元に資料もなく、同じ白花タイトゴメでも見た目が違う物も存在します。
そうなると違いの説明を求められても答えるのは難しいです(^-^;
白花タイトゴメは販売しないとしてもSedum album ‘Laconicum’の販売も躊躇してしまいます。
ホントそういうところ難しいですね(^-^;

ちなみに手元にある2者は葉長,葉系,紅葉期の色,花の4点が似ている事から、
同じ物の可能性があるとは思いますが断言はできません。
(それ以外にも約10種ほどのちゃんとしたS. albumとの比較もしています。)
またあくまで私の手元にある白花タイトゴメとの比較ですので、他の白花タイトゴメと比較した場合は似てない可能性があります。
その点は誤解なきようお願いします<(_ _)>

落葉の季節ですね



セダムの中にも落葉する物があります。
左のSedum frutescensもその1つ。
これも右のSedum oxypetalumと混同される事があります。
前者は冬になると落葉するのでそれさえ分かれば区別がつくと思われるかもしれませんが、栽培下では落葉しない事も(^-^;
低温、温度でいうと10℃以下ぐらいでしょうかね。それ以下にならないと落葉しないようです。

それ以外だと葉や花でも区別する事ができますが、一番分かりやすいのは↓これでしょうか。

IMG_203811.jpg

左のS. frutescensはペリペリ~と樹皮が画像のようなはがれ方をします。
名前をしっかり覚えるのも大事ですが、その特徴もちゃんと覚えてください。
特に販売されている側は。

問題です

IMG_2041_20161115131832d10.jpg

①は「斑入りタイトゴメ」として流通してしまっている物です。
これは出願公表されている物ですから、あくまで検証及び比較用として栽培しています。
販売用ではありません。もちろん譲渡もしませんし、正式に登録されても許可をとって販売するつもりもありません。

問題です。
②~④はそれぞれ
白花タイトゴメ(Sedum albumの仲間)
屋久島タイトゴメ
Sedum album ‘Laconicum’
ですが屋久島タイトゴメはどれでしょうか?
(少し前の記事に屋久島タイトゴメが載っていたような・・・)

答えは②です。
ちなみに③は白花タイトゴメ ④がSedum album ‘Laconicum’
②は花が黄色で③と④は花の色が白 もちろん②と③&④では花色だけではなく花序も異なります。


先程「問題です。」と言いましたが、それは「クイズです。」という意味ではなく別の意味で使いました。
冒頭を思い出して下さい。
「①は「斑入りタイトゴメ」として流通してしまっている物です。」
赤文字の部分気になりませんでしたか?
まるで流通してはいけない物だと言ってるような書き方してますよね。
はい、この販売名では販売をしてはいけない物なんです。
タイトゴメの斑入りでもないのに「斑入りタイトゴメ」として販売していいわけがありません。
ですが実際は販売されている。 それが問題なんです。

もともとの発端はSedum albumの仲間がタイトゴメと混同されている事からでした。
そこから・・・

偽物のタイトゴメによる負の連鎖
Sedum albumの仲間がタイトゴメとして流通
②その偽物のタイトゴメに斑入りが出て「斑入りタイトゴメ」として流通
③流通名「斑入りタイトゴメ」により(おもに多肉植物業界で)偽物のタイトゴメを偽物だと思わない人が増える

ここまで発展してしまいました・・・(>_<)
これ以上変な方向に発展しないといいのですが・・・


そもそもSedum albumとタイトゴメは花色も花序も異なります。
しかし偽物のタイトゴメは花が咲きにくいようです。それが混同される原因となっているのかもしれません。
葉形も微妙に異なりますが、実際にタイトゴメを見たことがないと分からないかもしれません。
他に例えば流通名:斑入りタイトゴメの葉長は最大サイズのタイトゴメと比べても約1.5倍ほどありますが、
Sedum albumには様々な物があり必ずしもタイトゴメという名で販売されることがあるSedum albumの仲間が全て同じ物だとも言い切れませんので決め手に欠けます。

となると誰にでも分かる偽物との見分け方は黄色い花が咲くかどうかになってしまいます。
販売する側が花色を確認してから販売する。そして購入する側も黄色い花が咲くか聞いてみる。これが大事だと思います。
(だからといって「黄花タイトゴメ」という物もどうかと思いますが・・・ これはこれで問題のような・・・)
ただ調べてみますとSedum albumとは別に黄色い花は咲くもののタイトゴメではない物がタイトゴメとなっている事がありますので、それだけでは不十分かもしれませんが・・・
当店ではその辺りも検証したうえで販売をしていますのでご安心ください。
(しっかし次から次へと偽物を出されると商品説明が長くなるからやめてほしい・・・・)


ちなみに白花タイトゴメとSedum album ‘Laconicum’を見て似てると思われた方もいるかもしれませんが、その話はまた今度させていただきます。
最後までお読みいただきありがとうございました<(_ _)>

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プロフィール

弁慶素売

Author:弁慶素売
ベンケイソウ科とくにセダム亜科を中心に扱っています。
2016/9/24開店しました!!よろしくお願いします。

※説明は以下の文献やサイトを参考・参照にしています。

Sedum: Cultivated Stonecrops

日本の野生植物 草本Ⅱ 離弁花類

2008 大切にしたい奈良県の野生動植物 奈良県版レッドデータブック
植物・昆虫類編

Illustrated Handbook of Succulent Plants: Crassulaceae

ベンケイソウ科研究集録(第1篇) セダム属の学名和名対照

International Crassulaceae Network

日本のレッドデータ検索システム

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